からおけ!しょうねん!!

自称カラオケ少年がカラオケについて思うことや楽曲、アーティストなどについて語ります。

広瀬すず vs 松田聖子「瑠璃色の地球」という名曲


はじめに

君は映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観たか?

筆者はこの映画9月上旬に観に行った。当日の朝にこの映画の公式ページ見て突然見たくなって衝動的にその日の夜に観た。映画の内容を簡単に言うと及川なずなと島田典道のラブストーリー。大きな感動を与える映画ではなくて、うっすらずーっとあとを引きずるような感じの映画だ。映像も素晴らしくて、特に水の透明感と光の表現がずば抜けていると感じた。筆者は近年のアニメ映画を観ていなかったせいもあるがそれにしても素晴らしかったと思うばかりである。ちなみにほとんどの映画館はちょうど今日(2017/10/27)で終了みたいなので、急いで観にいくか、観に行かない場合は公式サイトで雰囲気をつかんでくれ。 www.uchiagehanabi.jp

公式サイトを見るといきなり主題歌の「打上花火」のMVが始まってしまう。映画観る前はふーんって感じであったが、映画を観た後にMV見ると感動が増した。

打上花火

打上花火

  • DAOKO×米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

広瀬すず(19歳)が歌う「瑠璃色の地球

主題歌の「打上花火」については文句なしでいいのだが、今回はこの映画の劇中歌になっている「瑠璃色の地球」に着目する。この曲はヒロイン及川なずなが駆け落ちの途中で歌う曲である。そして及川なずなのCVを担当しているのが広瀬すず。と言うわけでこの歌声の主は広瀬すずなのである。ネットでは「あまりうまくない」だとかもっと強い口調で「下手くそ」だのと宣っている輩がいるが、ちょっと待て。なずなは普通の(そして美しい)中学生なのである。特別歌が上手い設定ではない。ちょうどいい歌唱力なのである。百歩譲って歌唱力はアレとしても透明感のある声は素晴らしいと思わざるを得ない。これには病みつきになっちまった。

この曲、歌声だけに注目が行きがちだが、オリジナルとは違いAメロとBメロの間にワルツ風の3拍子を入れたりと凝ったアレンジになっている点にも注目だ。

瑠璃色の地球

瑠璃色の地球

松田聖子(当時24歳)が歌う「瑠璃色の地球

ある一定以上の年齢層の人はみんな知ってるのではないかと思う。 オリジナルはもちろん松田聖子で、1986年発表というから結構古い曲なんだなとあらためて思った。このころの松田聖子は24歳。十代の頃のアイドルらしさが少し抜け、大人の雰囲気を持った歌手に成長していく過程にあったと記憶している。当時の筆者はといえば高校生で、だんだんと女子を意識し始めた頃である。(誰も興味ないよな。)

あらためてこの曲を聞いてみると大人っぽい。どれくらい大人っぽいのかというと、筆者の周りにいる24歳女子と比べるとかなり大人っぽい。というかそーゆー表現なんだろう。誤解しないでほしいが、周りにいる24歳女子が子供っぽいと言いたいわけではないのであしからず。それはともかく安定した歌唱力と表現力は見事である。これもアイドルらしさが抜けた恩恵なのか。

瑠璃色の地球

瑠璃色の地球

  • 松田 聖子
  • J-Pop
  • ¥250

で、どっちがいいの?

さて、タイトルに「vs」と書いてしまった以上、どっちがいいのか白黒つけねばならぬ。筆者の心はすでに決まっているのだが。

広瀬すずは前出の通り歌唱力にややかける面はあるが透き通った声が魅力であるし、等身大の自分と役のなずなをうまく重ね合わせた表現をしている。もはや大女優と言ってもよかろう。

対する、松田聖子は歌唱力と表現力、そして忘れてならないのは24歳らしからぬ大人の魅力が詰まった歌声。大物歌手の風格漂う。

うーん、甲乙つけがたい。(さっきはすでに決まっていると言ったが。。。)

それでも判定しなければならないのなら筆者は広瀬すずを推す。だって、かわいいんだもん!

以上。


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